【優勝】たいみつオフLv.9使用構築

※五月雨トリパとは、

モロバレルドーブルブルンゲル

ハリテヤマシャンデラユキノオー

の6匹の並びです(BW文献より)。

 

どうもしっとです。

5月29日に関西で行われたたいみつオフlv.9のトリプル大会に参加しました。

その時使用した構築です。

以下よりどうぞ。

 

見出し

 

 

 

クチート@メガストーン(いかく)

アイアンヘッドいわなだれ/ふいうち/まもる

ユキノオーきあいのタスキ(ゆきふらし)

ふぶき/エナジーボールこおりのつぶて/まもる

ヒードラン@シュカのみ(もらいび)

ねっぷう/だいちのちから/げんしのちから/まもる

ドーブルこだわりスカーフ(マイペース)

ダークホールファストガード/トリックガード/ねこだまし

ハリテヤマとつげきチョッキあついしぼう

インファイト/はたきおとす/ヘビーボンバー/ねこだまし

ブルンゲル@オボンのみ(のろわれボディ

ねっとう/シャドーボールじこさいせいトリックルーム

ぽけっとふぁんくしょん!

 

 

構築経緯

この構築は2016年に行われた第五回もつオフ・トリプル部門にて使用した構築で、

Twitterのアンケート機能で使う天候PTを聞いたところ、

あられパが半数以上の票を獲得したため作成することになった。

 

当時レートがまだ残っていたため、

以下のように第7案まで試行錯誤。

  1. メガユキノオー/ブルンゲル/ヒードラン/キリキザン/カポエラー/ピッピ
  2. ユキノオー/ヒードラン/サンダー/ギルガルド/ガルーラ/ランドロス
  3. ガルーラ/ヒードラン/ギルガルド/ユキノオー/スイクン/ランドロス
  4. アマルルガ/スイクン/サンダー/ランドロス/ヒードラン/ガルーラ
  5. リザードンY/ユキノオー/水ロトム(記憶喪失)
  6. ガルーラ/ユキノオー/ヒードラン/ランドロス/クレセリア/ニンフィア
  7. ユキノオー/ガブリアス/サンダー/ファイアロー/カポエラー/ギルガルド

第7案は結局構築することなく頭の中で消えたが、

これまでいいところもあり悪いところもありとしっくりとこない。

 

最終的にオフ会当日の朝、

温故知新精神を忘れず五月雨トリパを参考に構築。

 

入ってきた順番としては、

コンセプトのユキノオー

→S操作役のブルンゲル

→両方と相性のいいヒードラン

→いかく兼メガのクチート

→猫のハリテ

→ごまかしドーブル

 

なんかPTパワー下がってそうな気がするけどドーブルがいるからヨシ!

 

ポケモン詳細

 

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 クチート@メガナイト

特性:いかく → ちからもち

性格:いじっぱり

実数値:157(252)-↑145(212)-106(4)-↓×-76(4)-75(36)

 技:アイアンヘッド/いわなだれ/ふいうち/守る

☆調整意図

このPTで一番素早さが遅いポケモンクチートになるが、相手のバレルを抜かせるわけではないため素早さを落とす意味はなく、トリパミラーのときに最遅カメックスやニンフ、ドランに上からダメージを与える可能性がある意地っ張りで75とした。

メガクチート相手にも同速ゲーになってしまうので何も問題はなく、きちんと役割を遂行できたのでこれでいいと思う。

 

☆採用理由

メガユキノオーの耐性のなさを考えたときに、ユキノオーはタスキじゃないと回せない気がしたため、飛行・岩・悪・妖精耐性と優秀で、雪崩を持つことでアローやリザに対抗し得るメガポケモンであるクチートを選択。

地面技の一貫性がトリパではどうしても出来がちなため、あまり採用には踏み切りたくなかったが、地震の場合は相手も自分をまきこむ形になるため、序盤は大丈夫だろうということと、大地の場合は単体技なので、うまく回して受けきることにした。

じゃれつくではなくアイヘなのは、外すのが嫌だということと、岩タイプとニンフィアに安定した打点が欲しいため。

格闘タイプや悪タイプに打点がなくなるが、悪タイプはほとんどおらず格闘タイプはブルンで詰めることを目指す。

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ユキノオー@きあいのたすき

特性:ゆきふらし

性格:れいせい

実数値:197(252)-112-95-↑158(252)-106(4)-↓58 S0

技:ふぶき/エナジーボール/こおりのつぶて/まもる

☆調整意図

トリパメインアタッカーのため最遅。

耐性面は偉くないためタスキにした。

 

☆採用理由

コンセプト。

トリルが一番活躍する機会がある。

真ん中吹雪を打つことを意識すればなんとかなる。

 

 

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ハリテヤマとつげきチョッキ

特性:あついしぼう

性格:ゆうかん

実数値:219-↑187(236)-98(140)-×-97(132)-↓49 S0

技:インファイト/はたきおとす/ヘビーボンバー/ねこだまし

☆調整意図

よくある調整。

 

☆採用理由

飛行の一貫を割り切り猫役は格闘タイプにしたが、その中でも炎耐性と高耐久、トリルとの相性の良さをみてハリテヤマ。チョッキを着せて耐久の底上げを図る。

インファ猫はたきは普通であるが、ヘビーボンバーが肝。

ユキノオーを通すためには障害となるポケモンが多く、そのうちの一匹でもあるニンフィアをほぼピンポイントで狙って採用。

1ターン目の流れからブルンノオーハリテの並びが発生したときが多くあり、ニンフィアに絶望するため、このPTのなかではフェイントより優先度を高くした。

これにより、ブルンゲルの型に影響が出るため後述。

瞑想ニンフに勝てないトリパはボンバーマンになろう!

 

 

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ブルンゲル@オボンのみ

特性:のろわれボディ

性格:なまいき

実数値:207(252)-×-106(124)-108(20)-↑152(108)-↓58 S0

技:ねっとう/シャドーボール/じこさいせい/トリックルーム

☆調整意図

HB:意地っ張りバンギのかみくだく確定耐え

HD:眼鏡ニンフのダブルダメハイボ2耐え

 

☆採用理由

ユキノオーと相性抜群のS操作役のため採用。

ラムではなくオボンなのはダクホをドーブルのトリックガードで防ぐことを考えているため。なので催眠耐性甘め。

霰を降らせたり、吹雪を使えたりと、シナジーがあるが、スイクンの火力でさえ吹雪が弱いことを知っているため、CSギルガルドに最低限の仕事をこなすシャドーボールを採用。

フェイントよりボンバーを優先して採用したため、相手のワイガを止める術を持てず、しおふきを見送り、熱湯にした。

これにより性格も冷静ではなく生意気にし、耐久をあげ特性の発動機会の増加を目論む。

こだわりランドやこだわりアロー辺りに特性が有効に発動すれば、いくら耐性が悪かろうが相手に突っ張ることができるため、特性が本体みたいな感じになる。

二度目のトリルも狙えることがあるので、火力の微妙なトリパになってしまうときは耐久をあげるほうがいいかもしれない。

全体技を3割で潰すせば裏がすごい楽になる。

 

 

 

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ヒードラン@シュカのみ

特性:もらいび

性格:れいせい

実数値:198(252)-×-126-↑200(252)-127(4)-↓73 S0

技:ねっぷう/だいちのちから/げんしのちから/守る

☆調整意図

いろんな技を耐えてほしいのでぶっぱ。

 

☆採用理由

ブルンと同様ユキノオーと相性が良い。

シュカなのは地面の通りがよいため、保険に持たせた。

対リザ決戦兵器なためラスカよりげんし、

対ドランも押し付けているため大地、

ねっぷうの削りが大事なPTなため放射よりねっぷうを採用。

身代わりが欲し過ぎて技スぺが足りません。

パワー。

 

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 ドーブルこだわりスカーフ

特性:マイペース

性格:ようき

実数値:131(4)-×-87(252)-↓×-65-↑139(252)

 技:ダークホール/ファストガード/トリックガード/ねこだまし

 

☆採用理由

すべてを誤魔化すために採用。

 相手に択を強要する化け物。

トリックルームの始動を補助する最高のポケモン

アローや肝っ玉猫はトリルの脅威となるためファスガ採用。

 

基本の並び

ブルン/ドーブル/ハリテ

 

これ以外はほとんど選出しない。

トリパミラーのときは臨機応変に出すときがある。

 

特にキツい相手

雨以外のゴチル入り天候パ:ドーブルが置物になる可能性が高いため

カメックスカメックスが倒しにくいのに悪技と格闘技を端から飛ばしてくるため

砂パ、叩きパ:ひるまされる可能性がほかのPTより高いため

PT総評

ドーブルが強かった。

 

ドーブルの話はさておき、

全体技が3つのPTなので、トリル後の真ん中は相手のメンツによって対応できることで圧力が増し、周りも単体性能の高いポケモンで固められたと思っている。

また、ブルンやドーブル、追加効果技の多さで、トリパにしては運勝ちを拾いやすいタイプだと思われる。

トリパはいつも怯みで負けてしまうことがあるが、ドーブルという圧力をいいことにやりたい放題する。

 

メガクチートを使うならユキノオーを入れる意味があるのかと思われてしまうが、相手の地面や水には強いポケモンなため、クチートが動きにくいときはこちらがエースになる。

霰の蓄積ダメージも馬鹿には出来ず、鋼や岩といった砂無効のポケモンにも定数ダメージを与えられることが強みである。

 

個人的にはユキノオー入りは、フェアリー技を受けるためにガルドやドランがどのPTにも必須級で向かい風ということもあり、サイクルがキツく普通のPTより難しい戦いが多くなる。

 

使用者を選んでしまうかもしれないが、

研究が進むことを願う。

 

最後に

たいみつオフを開催してくださった運営陣のみなさま、お疲れさまでした。

ありがとうございます。

 

そして対戦、交流してくださった参加者のみなさま、ありがとうございました。

 

対戦の記録などは別記事で書く予定です。

しばしお待ちください。

 

以上、ご覧いただきありがとうございました。

何か質問等あればTwitter等で。